いわきサンシャインマラソン
230226 今日の朝ラン。
いわきサンシャインマラソン完走いたしましたー。これでフルマラソン完走は25回目となります。
今回はナンバーカードが2桁番号だったので、これは下手な走りは晒せないなと思って臨みました。結果としても5000人規模のレースで、2桁着順という成績は残せたので、一安心しております。
あの吹き荒れる暴風の中で残せた結果に。
【スタート~10km】
3'55-4'08-3'45-3'55-3'58
3'56-3'54-3'57-3'59-3'48
2月のレースですし、気温が低くて寒いのは仕方ないですよ。そんなことは前にもいくらでもありましたし。懸念していたのは、事前の予報から言われていた強い風。
でも、朝ホテルから会場まで移動する時には、そこまででもなかったんですよね。寒くはあったけど。
スタートラインに整列していた時も、まぁまぁ強く吹く事はあったけど、耐えられない程でもなかったんです。
スタート地点の陸上競技場を出て、小名浜に向けて高低図ほどのインパクトは感じなかったアップダウン(ラップタイムに高低差は顕著)をこなしていた時も、言うて『いつもくらいの』ちょい強い風でした。
【10km~20km】
3'50-3'53-3'51-3'55-3'51
3'57-3'52-3'51-3'57-4'00
小名浜から江名港へ。江名港では、地元の方達が掲げる大漁旗の迫力と応援に、本当に心が動きました。マジで来て良かった。
江名港から三崎公園へ向かうコースは海岸沿いへ。それまでよりも風に打たれるシーンは増えましたが、集団走でしたので上手くポジションをとっていれば問題ない程度でした。
【20km~30km】
3'55-3'56-4'34-3'45-4'05
4'04-4'04-4'02-4'09-4'18
三崎公園へ着きマリンタワー下へ。ここの登り坂で、一気に40m(オフィシャルの高低図参照)ほど駆け上がる。それまで同じ集団にいて、長い時間を直の前後か左右にいたランナーの方と一言会話を交わす。
『ここは頑張っちゃいけないところですね』
この登り坂を含む1km区間でガクッとラップタイムも落としましたが、気にしてはいけないと。先で潰れると。
このマリンタワーの前と後で、このいわきサンシャインマラソン、全く違うレースに変化しました。マジです。
40mほどを一気に登り、一気に下る。この流れで、ここまで形成されていた集団は全バラけ。ほぼ全員が単独走になります。
その先にはコースで最も華やかな小名浜港マリンパークが待っているのですが、そんな華やかな場所が、このレースで1番の地獄になります。
スタートから90分から100分が経過して、風はさらに強く吹き荒れ出します。小名浜港は、ランナーを前から横から揺さぶり続けます。決して、後ろからは吹いてくれません。
そんな状況での単独走。
前から落ちてくるランナーや、走るのを辞めてしまうランナーが増えてきます。
そんな小名浜港を抜けると、工業団地のある地域へ。そこは、そこまでの強風に加えてまた現れる2度のアップダウン。30mほどを登って下って登って下って。これでもかとランナーのメンタルを折ってきます。
【30km~40km】
4'17-4'14-4'17-4'14-4'09
4'36-4'07-4'10-3'59-4'04
36kmくらいを耐え抜くと、そこからはコースは平坦 or 下り。さらに風は追い風に変わります。
え、やっとですか!?(笑)
そこからは可能な限りサブエガを追い求めて(多少の)ペースアップを図ります。しかし、40km地点での手元計測で、それは果たせないことが確定したこともわかってしまいましたが、もうただひたすらにゴールを目指します。
【40km~ゴール】
3'51-3'56+α
出来ることは全てやり、出せる力は出し切ってゴール。そしてゴールした時に思ったことは
『何かまだ余力があるような』
終始風に押し戻されるような形で、それに対応して走っていたからなのか、いつも感じるような、もう足が動かないよ!!みたいな感覚はなく、動きも普通にスムーズでした。
やり切ったけど、何か完全燃焼は出来ていない感覚。これで(フルやハーフの)シーズン終わるのか…。と感じたのが、率直なところです。
とはいえ、ここからまたフルのレースにエントリーするというのも現実的ではありませんので、ここでしっかり区切りをつけて、残り3月のハーフから先は例年通りウルトラへとシフトしていこうと思います。
この時期のレースのエントリーを考えていた頃は、まだ故障の真っ最中で、何月のどのあたりなら満足に走れるかはわからない頃でしたので、そう考えれば今回ここまで走れたことは上出来としか言いようがありません。
コロナ禍で、故障で走れなかった時期に積み重ねてきたものは、確実に今の自分の血となり肉ととなっている。
これからも続けていきましょう。